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花粉症と漢方

春先になると花粉症の症状を訴える方が急に多くなります。この花粉症の三大症状は、
くしゃみ、鼻水、鼻ずまりで、人によっては、目の痒みや頭痛がみられます。

漢方薬で、花粉症の症状そのものが改善されるというメリットはもちろん、
それ以外にも現在よく使用されている抗アレルギー薬や、抗ヒスタミン剤に比べて、
漢方薬には次の様なメリットがあります。

◇漢方薬服用のメリット◇
・漢方は眠くなる成分が入っていない
⇒漢方は車の運転時や仕事中など、気にせず使用できる
・副作用が少ない
⇒漢方は口が渇く、胃腸や肝臓の具合が悪くなるなどの症状が出にくい
・体質改善につながる
⇒漢方は手足の冷えが治ったなどの、他の症状緩和も期待できる
・漢方薬を飲み続けると薬の量が減る、もしくは必要なくなる 
⇒市販薬は、効かないと処方される量が増える場合もある
・手間がかからない
⇒点眼・点鼻薬などの併用、粘膜を焼く、などの手間が漢方薬には少ない


漢方の世界では、花粉症とアレルギー性鼻炎を同じく解釈していますが、花粉症で
見られるような多量の透明な鼻水を、肺が冷えて生じたものと考え、反対に黄色の
鼻汁は肺に熱があるために起こったと考えます。花粉症の場合は、一般的には
多量の透明な鼻水がでる場合が多く、それを肺寒の状態と考え、温肺補中の
漢方薬甘草乾姜湯を服用すれば、良い治療効果を得ることができます。
その他にも温肺法の方剤は、小青龍湯、麻黄附子細辛湯などがあります。
また、それぞれの症状にあわせて、食欲が無く、頭重、軟便がみられるときは
補気健脾の四君子湯、六君子湯を、長引いていて四肢が冷えるときは、補腎薬の
八味地黄丸、麦味地黄丸などの漢方を併用して服用されるのが適当です。

 
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